東京夢舞いマラソン2024 に参加してきました


「東京のど真ん中で誰でも走れる市民マラソン大会を」

「世界の大都市と同じく祭りのようにマラソンを楽しもう」


21世紀を迎えた2001年に、「都心を走ろう3万人で!」をスローガンに、「東京マラソン」実現の夢に向かってマラソン大会を企画、都心の名所を巡るコースを描き、「夢舞いマラソン」の第1回大会が開催され、今年は、24回目を迎えました。

2007年2月、東京都による「東京マラソン」が実現し、東京マラソンの前身としての役割を終えたとして「夢舞いマラソン」は、終了することになっていましたが、ランナーの強い要望で温かな幸せな大会のまま続けられています。

(一部夢舞いマラソンの公式サイトより抜粋させていただいています)


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この大会に、コアランニングスクールのセミナー生では、「初めてのフルの距離を踏みだす」機会として、数年前何人かでチャレンジした経緯がありました。

「東京のど真ん中を、歩行者優先で信号を守ってゆっくり走る」

「食べたり、飲んだり、エスケープも自由」

「荷物預かり最終時間までにもどるのは必須」

そんな温かなルールが魅力です。


今回は、4人で参加してきました。

参加に際してあらかじめ、お話しておいたのは、
「最後まで、このメンバーで同じペースでご一緒に行くわけではないので、気が楽ですよ♪」

そう、途中で誰がどうなるかは、わからない。
コース上にはこの大会参加メンバーや道案内のボランティアさん、しんがり隊という、スィーパーさんがいる。なので、独りになっても安心なのです。


今回は、ハーフ経験者おひとりの他は、
百戦錬磨のウルトラ、フル、短距離、ドンと来い、なご経験豊富な77歳になりたての奥さま。

あとは、小林、ハバノが加わりました。


晴れたのは、とても良かったのですが、とても暑い日になり、給水とアイスに助けられました。そこへ都内特有のビル風が吹いて、足攣りが起きたりみなさん、さまざまでした。


おかげさまで、肩を捻挫からの回復養生中のハバノ以外のみなさんは、ご無事でゴールされました。

おめでとうございます。
以下、皆さんからのコメントです。
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ゴール後のインタビュアの方からのマイクに向かう冨野さん。

【冨野かずこさん】

思いの外暑くて、23キロ位から右足が攣り、だましだまし、25kmエイドにたどり着きました。そこで、ワープの選択も有りましたが、「もう少し行きたい」と思う気持ちが勝って小林さんの支えもあって走りました。

足攣りがキツく、漢方を飲んでも、塩飴を食べても、効き目が無く、とうとう30キロ手前で、しんがり隊(スゥイーパー)に追い越されました。

このままでは、ふたりで関門に間に合わないと思い、小林さんに先に行って貰い、トボトボと走ったり、歩いたりしていたら、とうとう両足が攣って歩けなくなりました。再び、漢方と塩飴をとり、少し休んで足を労りながらユックリ走りました。すると、しんがり隊さんを追い越し、もしかしたらゴール出来るかもしれないと希望が湧きました。

何とか35キロの関門を通過、その時点で再び両足が攣ってしまいました。エイドのドクターさんがOS1ジェルをくださって、その後は強い足攣は無く、諦めないで完走出来て嬉しいです。(冨野和子)



【Y.K さん】

初めてのフルマラソンだったので、スタートするまでは結構緊張していたと思います。

走り始めたら、見慣れた街並みや変わって行くビルなど、次々と変わる景色を見ながら走るのがどんどん楽しくなってニコニコしながら走ることができました。

途中でアイスやおむすび買ったりスカイツリーをバックに写真を撮ったり、東京を満喫しながら走れました。

30キロまでハバノコーチに引っ張ってもらったおかげで、ほとんど歩かず四谷の急坂もゆっくり走りながら登ることができました。

お天気が良かったことも大きいと思いますが、ホントに楽しい42.195キロでした!(Qちゃんか!?)
(K・Y)


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本気で走っていても、本気でそこでしか味わえないものを食べる⭐️ これが夢舞い🌈
K・Yさんとハバノが小石川で食べた和菓子屋さんのフルーツ練乳バー🍍 一生忘れられない美味しさでした。



【小林ともみコーチからの冨野さんと途中まで併走されての感想】

会場は神宮外苑絵画館広場。

24時間走を走った懐かしの場所です。

ウェーブスタート9:09組 = ハバノコーチ、冨野さん、K.Y さんと共にスタート。
前半はSSランナーさんというボランティアスタッフの方の解説付きで、渋沢栄一ゆかりの地を巡る観光を堪能。

K・Yさんは 初42.195km旅に挑戦!前夜は緊張して眠れなかっと。
無事にゴールをされ、初フルマラソンの挑戦が楽しみです。完走おめでとうございます🎶

(華やかな名古屋ウィメンズマラソンを走ってほしい〜)


そして、我がセミナーのレジェンドのウルトラランナーである冨野さん。
ultra 的な走行中の選択が学びとして気になるひとりです! 

第一エイド(14.2km地点):冨野さんは亀戸梅屋敷でソフトクリームのホワイトコーヒー味を。
     (やはり!カフェインを選ばれた!)
     小林は杏仁豆腐、Kさんはストロベリー、ハバノもホワイトコーヒー

12:30 コンビニにて、冨野さんはコカコーラ&アリナミン疲労回復ゼリーを補給されました。
     (やはり!コーラはレースでよく活用されていたそうです。 )
    ちなみに小林、Kさん、ハバノは、おにぎり。

第二エイド(26.2km地点)〜巣鴨駅手前まで2人旅。
冨野さんの鼠蹊部周辺が攣り出すも、ご自身の体の感覚と調整が速攻で出来ているお姿、諦めずに動き続けるための源泉⁉︎ 、、、、何かが日常生活、趣味の水泳や絵画からも繊細に繋がっているのだと感じました。

スィーパーさんや道案内スタッフ皆様の応援のおかげで、関門15:30水道橋駅に。
(先に言ってと冨野さんから要望され)各々のペースで向かう事に葛藤しましたが、ここはウルトラランナー冨野さんの本気時間と思い、お別れ。
関門まで 5km&ゴールまで7kmは無意識でもお互いに単独で集中できたと思います。
ultra魂に着火!電話のお声で、「ゴール手前2km迄来たよ!」とうかがい、本当に本当にあの時間を乗り越えて嬉しく感動の瞬間でした。

10月の3日に、77歳を迎えられ、ダブルでおめでとうございます🎶  (小林智美)


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思い出深い時間になりました。
この大会の良さは、いろんな人に会えること。また、コース上にいる県外から見えた方とも
背中のメッセージを見て、コミニュケーションができること。
今回は 走りながら、ぐんまちゃんを描いたメッセージの群馬から見えた女子お二人とお話ししたり、、、、。
ひとりで参加しても楽しめるし、ボランティアになってもランナーと一体感のある、優良なフルマラソンの1日だと思います。(ハバノ)

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しんがり隊や SSランナー(ボランティア)の皆さん

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ハバノの背中のメッセージ。大会へ、東京への感謝を込めて。

#東京夢舞いマラソン